







🌸 白い霞の中を歩く——青谷梅林で春をひと足先に味わってきた
JR奈良線「山城青谷駅」を降りた瞬間、赤いのぼりが風に揺れていた。
「梅の里へようこそ」と言われているようで、まだ駅前なのにもう旅が始まっている気分。
案内板に従って歩き出すと、のどかな住宅地を抜け、少しずつ甘い香りが混じり始める。
ただ、今回はクルマで。臨時駐車場は1000円。ただし、200円の商品券がつく。
20分ほど歩くと、視界がふっと開けた。
そこには——白い羽二重を広げたような、圧巻の梅林。
京都府最大級、約1万本の梅が咲き誇る景色は、まるで丘陵全体が淡い光をまとっているようだった。
(京都府最大級・約1万本の梅林 )
🌿 里山の空気と梅の香りが混ざる、青谷ならではの風景
観賞用に整えられた庭園とは違い、ここは“生産梅林”。
枝ぶりも力強く、どこか生活の匂いがする。
その自然な佇まいが、逆に美しさを際立たせていた。
特に印象的だったのは、城陽特産の城州白(じょうしゅうはく)。
白い花が風に揺れるたび、谷全体が霞んだように見える。
この品種が一斉に咲くと、青谷梅林は本当に“白の世界”になるという。
(城州白が中心の梅林 )
🎉 梅まつりのにぎわいと、地元の味
ちょうど梅まつりの時期で、天満神社のあたりには屋台や売店が並んでいた。
梅干し、梅肉、梅酒、地酒、そして名物の梅コロッケまで。
地元の人たちが楽しそうに声をかけてくれて、旅先の温度が一気に上がる。
子ども連れ、カメラを構える人、犬を連れた散歩の人。
みんな思い思いに春を楽しんでいて、その空気に混ざるだけで心がゆるむ。
(梅まつりの出店やイベント情報 )
🚶 歩いてこそ味わえる“春の序章”
駅からの道は平坦で歩きやすく、途中の標識が「あと○km」と励ましてくれる。
梅林に近づくにつれ香りが濃くなり、まるで春に向かって歩いているような感覚。
車で行くより、徒歩で向かう20分がいちばん旅情があると感じた。
(徒歩20分のアクセスが推奨されている )
📸 写真に残したくなる瞬間が多すぎる
- 白梅のトンネル
- 斜面に広がる白い絨毯
- 青空と白梅のコントラスト
- 風に揺れる枝の影
どこを切り取っても絵になる。
特に満開の時期は、光が花びらに反射してふわっと白く滲むように写る。
写真好きにはたまらない場所だと思う。
🌸 まとめ:春はまだ遠いと思っていたけれど、ここにはもう来ていた
青谷梅林は、派手さはないけれど、静かで力強い春の入口だった。
香り、光、風、そして地元の人の温かさ。
全部が混ざり合って、帰り道には心がふわっと軽くなっていた。
🥢 宇治で蕎麦難民になりかけたら、つばめ屋が救ってくれた
宇治に着いてまず向かったのは、有名店の「しゅばく」。
ところが店の前には、まるで人気テーマパークのアトラクションみたいな大行列。
「これは1時間じゃ済まんやつや…」と悟った瞬間、視界の端にひっそりと佇む店があった。
つばめ屋。
暖簾がゆらり。
店内を覗くと、まさかの“ガラガラ”。
これはもう入れという天啓。
🍤 つばめ屋で頼んだのは、天ぷら付きの“28そば”二刀流
席に座ると、店の空気がやけに落ち着く。
蕎麦の香りがふわっと漂い、厨房からは天ぷらの油の音が心地よく響く。
頼んだのはこの二つ。
鱧と野菜の天ぷら付き 28そば
鱧の天ぷらがふわっふわ。衣は軽く、噛むとじゅわっと旨味が広がる。
そばはキリッと香りが立ち、つゆは優しい関西風。
「しゅばく行列ありがとう」と思ってしまうレベル。海老天と野菜の天ぷら付き 28そば
海老天がまっすぐで立派。噛むとプリッと弾ける。
野菜天も甘みが強く、そばとの相性が抜群。
そして忘れてはいけないのが——
- アサヒスーパードライ(瓶)
天ぷらの油をキュッと切る黄金の一杯。
そば屋で飲む瓶ビールって、なんでこんなに背徳的でうまいんだろう。
気づけば、予定外の店で予定以上の満足度を叩き出していた。
🍣 そのまま“函館市場”へ。回転寿司で追い打ちの海鮮タイム
蕎麦で満たされたはずの胃袋が、なぜか「まだいける」と囁く。
その声に導かれるように向かったのが、回転寿司の 「函館市場」。
ここでの主役はやっぱり北海道系のネタ。
サーモンは脂がのってとろけ、ホタテは甘くてぷりぷり。
宇治で北海道を感じるという謎の贅沢。
蕎麦→天ぷら→ビール→寿司。
完全に“食の梯子”を登り切った夜だった。
✨ まとめ:行列に振られた日は、意外と当たりが潜んでいる
しゅばくに入れなかったのは残念だけど、
そのおかげでつばめ屋の天ぷらそばに出会い、
さらに函館市場で海鮮まで楽しむという、結果オーライすぎる展開。
旅や外食って、こういう“予定外の幸せ”が一番おいしい。
宇治駅近くのコインパーキングとめたけど、高いのでご注意を!

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